概要
インド北東部アッサム州で村人5人を殺害し、国際テロ組織アルカイダの創設者、故ウサマ・ビンラディン容疑者にちなんで「ラディン」と呼ばれていたゾウが、ヒンズー教の神にちなんだ名前に改められました。
クリシュナという名前に改名されたこのゾウは、公園をパトロールする訓練を受ける予定とのことです。
ゾウは今年の10月後半にアッサム州ゴアルパラ地区で暴れまわり、24時間のうちに女性3人を含む計5人を殺害しました。
村人らを恐怖に陥れた雄のゾウ「ラディン」を森林当局が数日にわたって追跡し、11月11日に麻酔銃で撃ち捕獲に成功しました。
当局は当初、ラディンを野生に返す予定でしたが、現在は州内の自然公園や聖地をパトロールするための訓練を行う方針です。
ラディンから改名されたクリシュナは、麻酔から回復したら同州の中心都市グワハティにある州立動物園で飼育される事になっており、その後、飼育下にある他の2頭のゾウと一緒に訓練のために国立公園に移送される予定です。
一方で州森林相は、「だが、飼いならして訓練することができなければ、市民を傷つけない安全な場所でこのゾウを放つ必要がある」とも述べている。
今年6月に発表された公式集計によると、インドでは過去5年間で2300人近くがゾウによって殺されています。
世間の反応
殺人ゾウをビンラディンって呼ぶのずるいだろwwwww
— matsu (@matuchama) November 13, 2019
殺人ゾウがクリシュナと命名されるの面白すぎる…
— アルボ (@aruboto) November 13, 2019
ちょっと興味持ったから殺人ゾウについて調べてみたけど事件発覚から7年近くもずっと生きてたのね 今はもう狩猟終わってるけど
— ジェミニ (@Velociraptor01) September 21, 2019
クリシュナは愛、知、美の神をさす名前ですがまたたいそうな名付けを殺人ゾウに付けたな。16000人も妻がいたり、肌がチョコレート色だったり、悟らずして死亡する運命を持っています。はっきり言って、象に付けていいの?て思う。
— F (@kawahisa1990) November 13, 2019
殺人ゾウに主人公溺愛の親友の名前をつけるインド
— Rei@10🦐🦐🔥 (@mikoto4114) November 13, 2019